宇宙

各々の捉え方で、「宇宙」という概念に相違がある。大きく宇宙を有限の世界と捉えるか無限の世界と捉えるかの二つの相違である!
この相違は、私たち人間には共通する感覚として広がりの感覚があり、時間的広がりと空間的広がりの感覚である。
一般的に時間の広がりは過去から現在、未来へ向かっての縦方向に延長する感得となり、空間的広がりは、自己を中心に或いは、地球を中心にして立体的に無限速に伸張という感得と云われる。
この時空間の広がりの感覚から静止の状態と運動の状態という状態感覚を持つことができるといい、時間的広がりの経過を伴いながら空間的位置を固定すれば静止状態となり、時間の経過を伴いながら空間的位置の移動が運動状態の感得となるという・・・。
この静動という状態感得は、空間的位置を占領しているモノを観る、つまり客観することができて初めて静動の近くとなる。
私たち人間は、空間的位置を占領するモノをモノの象、或いは物体と言うのである。
これらのモノの象、物体を「抽象」することがもっとも重要である。

■参考文献:
静電三法 技能専修員用テキスト 1958 楢崎皐月 全国静電研究連合会 及び復刻版