inner nature
大宇宙に対して己の内側にある自然。
カイロプラクティック用語ではイネイト・インテリジェンス(先天的知能)
仏教では仏性とでもいうのでしょうか。(仏は自分の内にある)
イネイト(innate)も元々はinとnatureがくっついた言葉。
人間には幸か不幸か理性を司る大脳が大きく発達している。
この部分のおかげで多くを学ぶ事もできるが、迷いを生じさせる事も多々ある。
これに対して
意識しなくとも働く自分を生かしている自分ではどうすることもできない力(内なる自然)
普段意識せずとも呼吸をし、心臓を動かし、体温を調節するこの力
この力は間違える事は無い
人の体の生命力の根源はこの無意識の部分(内なる自然)に存在する
この無意識の部分に語りかけ目を覚ますきっかけを与える
クライアントと施術者が一つになった時この無意識への働きかけが可能になるように感じる
「山河大地日月星辰これ心なり」
山が緑に映え、川が清らかにサラサラ流れ、野原にたくさんの花を咲かせる。日は昇り、月は輝き、星が満天にまたたく。
この大自然、大宇宙を活動させているエネルギーが、そのまま自分の心(生命)であるという意味。
「天地同根・万物一体」
道元さんの仏法の教えからも多くのヒントをいただける。
大宇宙・小宇宙。世界はフラクタルでできている。
自分に内在している誰にも同じようにある生命の尊さに気付く事。
内なる自然との対話に答えがある。