自然界や宇宙は常にニュートラルに戻そうとする
この宇宙の秩序は動かすことのできない法則
僕は農業もやっているのですが、農業で言えば
例えばPHを測定すると、酸性度のつよい土壌があったとする。
この土壌を仮にほっておいて、自然に任せたとするとどうなるか?
アルカリ性の植物が自然に生えてきて、土壌を中性に戻そうとする。
こんな現象が起きてきます。
このように宇宙の秩序は常にゼロに戻そうとして働いてくれています。
宇宙の秩序ということは自然界は当然、
小宇宙である人間のカラダや人生にも常にこの秩序が働いているという事になります。
病気で悩んでいる時、仕事で悩んでいる時、子育てや人間関係で悩んでいる時
どんな時にもこの法則が働いています。
思考の偏りにより、実はバランスされているという事が見えなくなってしまっているだけです。
思考が偏ると物事の表面(半面)しか見えなくなってしまい、裏側が見えなくなっています。
病気もその偏りの一つの現れです。
バランスを取ろうとして関係する場所にその症状を作り、すべてに意味が込められています。
怒りや、悲しみ、葛藤などのネガティブな感情がこの偏りを知る大きなヒントになります。
一つの事象に見えている表面(顕在意識)だけでなく、裏面(潜在意識)に目を向けることができて、
実はその質や量も同質同量で+と-が存在していたという事に気付くことができると
+と-が対消滅し±ゼロの状態になります。
「あっこのためにこの事象が起きてたんだ」
と気づいた瞬間です。
この瞬間に目が見開き、人によっては涙を流し、この事象や、対象者に対して「愛、感謝」の状態になれます。
これを物理では量子飛躍、クォンタムジャンプなどと言います。
脳の中では凄まじい速度でシナプスの結合が起きると言われています。
ディマティーニ博士の言葉によれば
「愛とは相補的両極の完全なる統合」
まさにこの状態が愛ということですね。
愛というとまったく非科学的(スピリチュアル)なことに聞こえるかもしれませんが、
僕自身はとても科学的なものと思っています。
なので常に働いているこの中心に戻そうとする宇宙の秩序・法則
に自身の体験で気づき、腑に落ちたときに、
病気であることの意味だったり、人間関係の不和だったりに
今起きているネガティブと思っていた事象に
感謝ができるようになる。
そうつまり宇宙の秩序はいつも中心に戻そうとしている愛そのもの